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2025/05/30

学生インターン生の「興味をもつきっかけ」

はじめまして。まなプラ編集部のあるMogic株式会社でインターンをしているMです。

最近、自分のことを振り返る機会がありました。大学生になり、以前よりもいろいろなことに興味を持つようになった気がしています。
ジビエ料理や、海外の文化、歴史や言語など...。
ただ、そのどれもが最初から強く惹かれたわけではなく、きっかけはささいなものだったように思います。

そこで今回は「興味をもつきっかけ」について、自分の経験を通してゆっくり振り返ってみたいと思います。

身近に存在する"ちょっとしたきっかけ"

普段生活をする中で、「よく見たり聞いたりするけど挑戦したことないかも...」みたいな物事ってありませんか?

私の場合、それは『ジビエ料理』でした。ものすごく気になる概念ではあったものの、味の想像がつかなくてなんだか怖いし、そもそも食べる機会がありませんでした。なので、正直自分から手を伸ばしてみようという考えは少しもなかったんです。
ところがある日、友人に「一緒にジビエ料理屋さんに行ってみない?」と誘われて、せっかくの機会だし行ってみることにしました。
いざ行ってみると、そこにあるのは『鹿肉の鍋』や『ワニの天ぷら』、『カエルのから揚げ』など、もはやジビエの域を超えるようなメニューまで!恐る恐る食べてみると、これがまた意外とおいしい!それ以来、半年に一度の頻度でジビエ料理屋さんに行くようになり、食の幅もぐっと広がりました。それどころか「もし無人島に放り出されたとしても、どんなお肉でも食べられるから大丈夫だろう!」という謎の自信もついたぐらいです(笑)

鹿肉の鍋

この経験を振り返ってみると、ジビエ料理に挑戦できたのは、友人の一言がきっかけでした。
そんな"ちょっとしたきっかけ"があったことで、私は興味の幅を広げることができたんだと感じています。そのためには、自分から無理に挑戦しようとしなくても、友人の誘いや偶然見かけたチャンスに「とりあえずやってみよう」と乗っかってみるんです。
もちろん、乗っかってみた結果すべてがうまくいくわけではなく「思っていたのと違った…」と感じることもあるとは思いますが、それも含めて自分にとって何かに興味を持つための入口になると思います。
このように、"ちょっとしたきっかけ"に乗っかってみることを意識するうちに、自然と自分が面白いと思えることやもっと知りたいと思えることが見えてくるようになりました。

自分なりに掘り下げてみる

もう1つ、私があることをきっかけにスペインのいろんな文化に興味を持つようになった経験をお話しします。
大学でスペイン語の授業を履修するようになって、スペイン人の暮らしに興味を持ったことがありました。それから、大学でスペインに関連する講義を受講したり、本を読んだり、ドキュメンタリーを観たりしていくうちに、より立体的にそのテーマを理解できるようになりました。そして、だんだんとスペインの料理や建造物、歴史にまで興味を持つようになったんです。

この経験から、すでに興味を持っている物事を「深めていく」ことが、新しいものに興味をもつきっかけになるんだということに気づきました。
このように、興味について自分なりに掘り下げていくうちに、そのテーマに関連した他の分野にも自然と関心が広がっていくという「興味の連鎖」が生まれてきたように思います。

ただ、興味を「広げる」だけではなくて、ちゃんと「深める」ことで「連鎖」が生まれ、より多くのものが見えてくるようになると感じています。

「興味をもつ」とは?

思えば、最初の入り口はいつもささいなものでした。 でも、それを放っておかずに、少しずつ手を伸ばしていくことで、「面白い」と思える幅が広がってきたように思います。
何かに関心を持つことは、きっと「知ることを楽しむ」ことでもあり、 すぐに何かになるわけではないかもしれないけれど、それが少しずつ自分の視点や考え方の土台になっていくような気がしています。

もし皆さんの中にも、“ちょっとしたきっかけ”があったら、そのサインを見逃さずに受け取ってみてください。 そこから何か新しい扉が開くかもしれません!

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