作ることになった経緯
先日、編集部に代表からこんな依頼?がありました。
「あまりの木材があるからさ、まなプラ編集部チームで植物をおくテーブルを作ってみたらどうかな?」
えっ・・・私、DIY未経験なんですが・・・
「簡単簡単、大丈夫だよ。
ちょっと木を切って、組み立てにこのネジつかうだけだから。
ほら、道具は揃ってるし。(木材とネジ、電動ドライバーを見せていただく)
自分達で作ったテーブルで植物育てたら愛着も湧くよ。」
(なるほど・・・、テーブル作りくらいならできるかな・・)
そうかもしれないですね、やってみます・・・!
そんな経緯で植物をおくテーブルを作ることとなりました。
まずはやることをまとめてみよう
とはいえ、中学校の授業以来の工作(DIY)です。
どんなことやったっけな・・・と思い返してみました。
そういえば、工作前に設計図書いたような。
その後材料を切って、組み立てをして・・・
といったように、まずは作る工程を考えてみました。
- ・材料、道具のチェック
- ・設計図作成
- ・木の切断
- ・切断面のやすりがけ
- ・組み立て
こんなものか、意外に簡単だな。
ですが、この制作作業にかかりきりになってしまって、仕事に支障がでては
本末転倒ですし、何より自分の精神衛生上良くありません。
なので、"業務の隙間で制作作業をする" というルールを決めて作業を進めることにしました。
具体的には、
「お昼休みの1時間のうちの20分を使う」
「一気に終わらせるのではなく、コツコツすすめて何回かの工程で進める」
といったものです。
やることが見えてきたので、制作に入りました。
制作開始 ー まずは 設計図作成から
- ・材料、道具のチェック
はすでにある程度用意されていたのですぐ終わりました。
次に設計図を書きます。
今回使える木材のサイズ、植物の鉢の大きさに合わせ、制作するテーブルのイメージを固めるのですが
あまり想像が湧かないので、インターネットの画像検索で見つけたテーブルを参考にして
設計図を書いてみました。
1つだけでなく、2つ3つとその時の季節に応じて
置く鉢やサイズを変えれるように余裕を持ったスペースにしました。
また高さも腰に負担のないよう、少し前傾姿勢となって利用できるくらいの高さにしてみました。
準備過程 - 想定通りすんなりと事は進む
次は木の切断です。
これは電動の丸ノコを使って行うこととしました。
設計図のサイズに線を引き、切断。
これは道具が優秀で、5分くらいで終えることができました。
(本当にすごく便利でした)
続けて、ヤスリがけです。
切断面のざらつきさえ取れればいいのでさっとヤスリをかけます。
こちらもすんなり終えることができました。
このように組み立てに使う分の木材が揃いました。
ついに組み立て過程へ。ところがそこにはいくつかの苦難が・・・
いよいよ組み立てです。
この工程が予想以上に手間取りました。
実際にネジ釘を打ち込もうとしたところ、木材の幅を考えると
ネジ釘の長さが足りなかったのです。
そもそもそんなに長いネジ釘も準備はできず・・・。
何かしら方法はないかと調べた結果、
木をドリルなどで掘り下げて、ネジ釘を打つ穴をあける「座彫り」という方法で
対処できることがわかりました。
(引用元:https://makit.jp/03025/ より)
また別の箇所ではネジ釘を打ち込んだところ、
今度は打ち込んだ箇所にヒビが入り、木材が割れてしまいました。
これもなんとかできないか・・・と調べたところ
"ネジ釘を打ち込む前に下穴を開ける" という方法を行うことで
割れを回避できるということを知り、実践してみました。
(引用元:https://diykametombo.com/shitaana-size-how-to/ より)
そんなこんなの苦難を経て・・・・
完成したのがこちらです!
完成後、家具用ワックスをかけるとツヤ出しと防水対策になる と
アドバイスをいただき、実際にかけた状態となります。
(見違えました・・!)
" 新しいことへのチャレンジ" の恩恵
色々と試行錯誤しながらもそれっぽいものを作り上げることができたことで
不思議と満足感を得ることができました。
さらに、作る前になんとなく考えていた不安も
問題をシンプルにして一つ一つ取り組んでゆけば解決への糸口が見える
ということもわかりました。
さらに作ったものに愛着も湧いてきて・・・。これがDIYの醍醐味なのでしょうか。
家具屋さんでみる家具も
「こうしてできてるんだな とか、ここの釘の打ち方は参考になるな」
といったような視点で見ることができました。
「知は力なり」という言葉ではないですが
今までの常識とは異なった視点で物事を見ることで新しいものの見方がやしなわれる
それが "新しいことへのチャレンジの恩恵" なのかな と身を持って感じました。
「最近似たようなことをしてしまっているな・・・」
といったマンネリ感を感じているときには、おすすめかもしれません。