よみもの

2024/01/18

やってみた!「効率的な勉強法」実践レポート

「学生の頃は勉強が嫌いだったけど、社会人になって自ら勉強するようになった。」そんな人も多いのではないでしょうか?
スキルアップでも趣味でも、知らなかった・分からなかったことが身についていく感覚は大人になっても嬉しいものです。

とはいえ、仕事や家庭との両立となると大変。机に向かうまとまった時間もなかなか確保できませんよね。
そんなあなたに、筆者が実際に試してみて良かったオススメの勉強法をお届けします!
最近のトレンドに沿ったものから、きっと聞いたことのない"ユニーク"なものまで、自分に合いそうなものを探してみてくださいね。

勉強法①:意外に耳は暇!?オーディオ教材法

移動中も、ランニング中も、家事をする時も。 日常生活において目を使わない時間はほとんどなく、テキストやアプリなど視覚情報に頼った勉強だと、なかなかできる時間が限られてしまいます。

一方で、耳は意外にお暇をしているかもしれません。移動しながら、運動しながら、家事をしながら……。聴覚情報を有効に活用すれば、いろんなタイミングで「ながら勉強」ができるのではないでしょうか。

最近では書籍朗読アプリや、音楽アプリのポッドキャストチャンネルなど、耳から情報を取り入れられるサービスが数多くあります。中には、「耳を使った勉強法のおかげで東大に合格した!」なんて人もいるようです。聴覚情報も馬鹿にできませんね。
ほらあなたも、毎日の移動中や家事の時間に耳を使った「ながら勉強」、始めてみるのはいかがでしょうか。


 >>実践してみた!筆者の感想

まずは無料お試し!のつもりが、書籍朗読アプリもポッドキャストチャンネルも、今では使わない日はありません。
「帰宅時間の疲れている時に、ビジネス書の朗読なんて聞きたくない!」最初はそう思っていましたが、意外や意外。プロのナレーターさんが朗読してくれるので、声音や抑揚など想像よりもずっとクオリティが高く、【聞きやすい・分かりやすい・疲れない】 の三拍子!難しい文章を目で追うよりも言葉で言われた方が頭に入りやすいことも実感しました。

勉強法②:仲間を見つけて!チームメイキング法

「さあ、今日から勉強するぞ!」
と意気込んだはずが、初日の決意はどこへやら……なかなか続かない。
そんな経験は多くの人が味わったことがあるのではないでしょうか。

学生時代のテストや受験には明確な期限と目標があり、さらにライバルと切磋琢磨できました。一方、社会人の勉強は、期限や目標も自分次第、かつ一人でやることが多いですね。余計にモチベーションの維持が難しいのかもしれません。

そんな時にぜひ試していただきたい勉強法がこちら。一人での鍛錬が続かないのであれば、仲間を見つければいい!ということで、「チームメイキング法」です。
とはいえ、身近な友人で同じ目標を持つ人を探すのはそう簡単ではありません。そんな人に向けて、最近では「目標達成アプリ」なるものが増えています。同じ期限や目標に向かう仲間が見つかれば、やる気も出てくるのではないでしょうか。同志みんなで目標達成をする、そんな熱い経験は、当初の目的を超えてあなたのプラスになるかもしれません。


 >>実践してみて……筆者の感想

こちらはも今ではすっかり筆者のお墨付きになりました。マニアックな資格の勉強や、筋トレ&ダイエットの仲間探しに使っています。様々なジャンルやキーワードから同じレベル・目標を持つ人を検索できるのも良いところです。一人で黙々とやるよりも、自分がやるべきことの整理や、情報交換にもつながることも。

さらに、グループ内で日々の取り組みや成果を各自報告するので、適度な強制力が生まれます。「みんな頑張っているのに、私だけさぼっていると思われたくない」という焦りを励みに変えることで断念しにくくなる、という人の心理をうまく使っているようです。協調性の強い日本人には合っているかも知れませんね(笑)。

勉強法③:ひとりでもできる!SNSアウトプット法

読書で、動画視聴で、オンライン講座で。あらゆる方法で取り入れた新しい知識。インプットした情報を定着させる方法は何か?それは「アウトプット」ではないでしょうか。分かったつもりの内容も、いざ誰かに説明・発信しようとすると分かっていない部分が見えてきたり、要点がまとまらず言葉にできないこともしばしば。アウトプットすることで、情報の整理や復習にもなります。

そうは言っても、自分の覚えたことを都度誰かに説明したり発信するのはハードルが高いよ!という方は、SNSの非公開アカウントを使ってみてはいかがでしょうか。自分だけが見える場所に、人に見せるつもりでアウトプットをしていくのです。

 >>実践してみて……筆者の感想

SNSは見る専門!と強いこだわりがあった筆者ですが、ついにSNSアウトプット実践法を実践してみました(もちろん非公開)。その日仕事で覚えたこと、趣味で学んだこと、本で読んだこと、などなど。見るのは自分だけなので、恥ずかしさはありません。実際にやってみると、メモ帳やExcel等よりも、SNSは記録も振り返りも断然楽チンです。

さらに、非公開とはいえできるだけ「人に伝わりやすい」アウトプットを心がければ、情報整理や言語化のトレーニングにもなるかもしれません。また、誰かに評価されなくても、自分が見返した時に復習になったり、頑張ってきた自分を誇りにも思えるのでおすすめです。

いつか自信がついて、公開したくなる日が来るかもしれません。そうなれば、公開あるのみです!

勉強法④:リラックスしながら!お風呂に張り紙法

ここまでアプリやSNSなどトレンドに沿った流れだったのに、突然の異色なタイトルに「!?」と思われてしまったかもしれません。これは筆者が学生時代に考案し、社会人になった今も資格の勉強に愛用しています。

覚えたいことをコピー用紙に青ボールペンで手書き、それをお風呂に入る時に濡らして鏡や壁にペタッと貼り、それを眺めながらお風呂に入ります。コピー用紙は意外に水に強い!全然破けません。何日も使えます。ゲルインクボールペンも、案外滲みません。ちなみに「青」を選ぶのは暗記にいいとよく聞くからです。

 >>実践してみて……筆者の感想

一言で言うと、圧倒的にオススメです(筆者オリジナルですからね)。筆者も資格試験の勉強の時には、お風呂に3〜6枚貼ります。「お風呂はゆっくりしたいよ!」というあなた。リラックスしているからこそ頭に入りやすいのです。存分にゆっくりしてください。

また、手書きというところもポイントです。お風呂に貼るための紙を書く作業自体も、勉強になっています。自分でイラストや吹き出しをつけて楽しく書く・見る、なんて工夫もできます。
資格試験の勉強など暗記ものに向いていると思いますので、騙されたと思ってぜひお試しください。

正解はない、自分に合った勉強法を

さて、時代の流れを感じる最近の勉強法から筆者オリジナルまで、4つの勉強法をご紹介しました。気になるものはありましたか?勉強法に正解はありませんので、ここで大切なのは「やってみる」ことだと思います。まずは騙されたと思ってやってみる、ダメならまた違うものを試す。

そうやって自分に合うものを探しながら、かつ複数の方法を掛け合わせることで、自分好みのブレンド勉強法を見つけてくださいね。その先にはきっと、あなたが手にしたかった未来が待っているはずです。一緒に学びを楽しみましょう!

おすすめタグ

同じカテゴリの記事