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2022/09/01

導入企業から学ぶ!eラーニング導入による「棚ぼた」な利点

この記事を開いたあなた。
オフラインの研修に負担と限界を感じ、eラーニングの導入を検討しつつも
「果たして本当にいいのか?」、「うちの会社に合うのか?」悩まれているのではないでしょうか。
オンライン化することのメリットはなんとなく頭で理解していても 不安やリスクと天秤にかけると慎重になってしまう、その気持ち、分かります。
そんなあなたはもう既に「eラーニングのメリット・デメリット」なんてまとめサイトは散々ご覧になったことでしょう。
ですからこの記事では、
【実際にeラーニングを導入した企業が得た、意外なメリット】
をご紹介します。
どれも実際のリアルな事例ですので、ぜひあなたの会社に置き換えて、想像しながら読んでみてください。

ケース①:「研修が本業を圧迫する」本末転倒からの脱却

化粧品を取り扱うO(オー)社は、コールセンターに150人近いスタッフがいます。
1日に3,000件研修の時は、コールセンター業務に穴を開けないよう、ローテーションで招集し、同じエリア内でも何度も開催していました。
近くコールを受けるため、電話の前から離れられる時間はほとんどありません。
研修を受ける本人だけでなく、それをフォローするチームメンバー、また研修主催者にとっても大きな負担です。

そこで検討されたeラーニング導入。
「果たして受け入れられるのか、逆に負担にならないだろうか……」
そんな不安は杞憂だったようです。
それどころか、意外な発見が。

電話が途切れたその短い隙間時間を利用して少しでも学びを得ようと、eラーニングに励むスタッフが多くいたのです。
みんなでまとまった時間は取りづらいけど、それぞれのタイミングで隙間時間はそれなりにあったことに気づかされます。
eラーニング中に電話が鳴っても、中断してまた次の隙間時間に続きから取り掛かれます。
さっき学んだことが、今ちょうど電話で聞かれて答えられた!
そうなると、もっと学びたくなる気持ちもわかりますよね。

それまで業務を圧迫していた研修が、eラーニングに切り替えたことで
   ・それぞれの隙間時間にちょこちょこできる
   ・すぐに業務に活かせる
   ・同じ研修を何度も開催しなくて済む
そんな研修に生まれ変わり、研修を受ける側の負担も、開催する側の負担も減った、そんな事例でした。
業務を圧迫するのではなく、業務のためになる・支えてくれる、当たり前のようで見失いがちな研修のあり方に気づかされますね。

ケース②:トップダウン型研修に限らない!有志による研修の実現

研修というと、人事部などの研修担当部署や外部の講師による「トップダウン型」が一般的です。
そんな中、金融系S社では、用意された研修の他にも「ニッチなテーマや新しい分野についても学びたい」と考える知的好奇心の強い人が多くいました。
また、
「この分野なら人に教えられるくらい知識を持っている!」、「身につけたスキルを誰かにシェアしたい」
と講師志望の人も意外に多いようです。
あらかじめ会社に設定された研修にとどまらない自発的な研修が実現すれば、新しい情報の共有や刺激にもなり、ふとしたきっかけで業務にもつながるかもしれません。
しかし、研修担当者のみなさんは日々大忙しです。
計画してある年間の研修計画に加えて有志による研修をセッティングする余裕など、そうそうありませんよね。

そこで重宝するのがeラーニング。
eラーニングシステムには通常「管理者」と「受講者」アカウントがありますが、それぞれの権限設定を柔軟に行うことで、誰でも研修を受けたり、反対に自ら講師になって知識をシェアするということも簡単にできるようになります。

研修は教育担当者や講師によるトップダウン型になりがちで、テーマが固定化されており退屈なもの……
ところがeラーニングを導入することで
   ・既定のテーマ以外の研修の実施
   ・研修担当者や外部講師の専門範囲にとどまらない、有志による幅広い研修が実現
社員の「もっといろんなことを学びたい」「知識・スキルをみんなにシェアしたい」という前向きな想いを叶えた事例でした。
あなたの企業にも、知的好奇心を持つ熱い社員は案外多いかもしれません。

ケース③:研修の効果は?報告書だってお手の物

さてさて、最後は研修担当者のあなたにとって身近なお話かもしれません。
先ほどの金融系S社の研修担当者は、研修後の効果測定や報告にも頭を抱えていました。
研修の最後に行ったテストを採点して、集計して、グラフに落として、報告書として仕上げる……
報告業務と並行して次の研修の準備もするとなれば、それはそれは大きな負担です。

しかし研修の効率化を目的にeラーニングを導入した結果、報告業務にまで変化がありました。
eラーニングなら、自動で採点・集計・グラフ化まであっという間にしてくれます。
より効率化を求めるあなたは、「報告書まで作ってくれればいいのに!」そう思ったかもしれません。
ですが、よく考えてみてください。
求められる報告書の書式やその内容は必ずしもいつも同じではありません。
提出先によって、あるいは用途によって異なります。
そうとすれば、報告書丸ごとではなく、表やグラフなど報告書に使える「素材」が欲しくなるのです。
そこまで考えて作られたeラーニングなら報告業務の心強い味方になってくれる気がしますね。

eラーニングによる研修であれば
   ・採点や集計まで自動化
   ・報告書に載せるグラフまで自動で作成
なんて副次的メリットも得られ、研修担当者の「研修実施後」の負担まで軽減された、そんな事例でした。
既に終わった研修の報告書作成に時間を割くより、より充実した次の研修の準備に時間を費やしませんか?

【まとめまだ見ぬメリットはあなたの現場で

よくある「メリット・デメリット」まとめサイトには載っていない、実際に導入した企業の実例をもとにeラーニングの隠れたメリットをお伝えしました。
どれも練馬区石神井のIT企業が提供するeラーニングシステムLearnOを導入いただいた企業での実例ですが、同じ課題を抱えている企業は多いのではないでしょうか?
それはつまり、同じ「いいこと」が得られる可能性も大きいということです。
また、この記事でお伝えしたかったのは、ネットで紹介されているメリットが全てではない、ということです。
それぞれの企業の状況や活用方法、使う人たちによって、想定されていなかった「いいこと」が生まれます。
不安や心配と天秤にかけて導入を躊躇していたあなたも、使ってみると案外新しい価値が見つかるかもしれません。
万が一、試したらやっぱりダメだった!となれば、違う道も開けるはずです。

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