LearnOな人々

2022/08/08

伝わるよう 言葉に磨きをかける

Mogicという会社で、LearnOのディレクターを担当している市村と申します。
ディレクターの仕事は多岐に渡ります。ですが、どの場面でも関わる人の "考えや意見をつなぐ" 役割は変わりません。
大事なことは「橋渡し役」に徹するということ。
お客様、営業、デザイナー、エンジニア、CS(カスタマーサポート)、立場や役割が違っても質の高いコミュニケーションとなるように気をつけています。
そこで大事なポイントは「自分が使う言葉への意識」にあるんじゃないかと感じることがあります。 今回は、そんなコミュニケーションに大事な "言葉の磨き方" について思うところをまとめてみました。ぜひお付き合いください。

社内メンバーと磨く

気心の知れた社内のメンバーになら、簡単にコミュニケーションできそうですが、案外そうではありません。
テーマによっては重たい空気となってしまい、スムーズなコミュニケーションや意思疎通ができないこともあります。
そんな時は、どうするか?

よく使うのは、ちょっとした世間話を使ったアイスブレイクです。
そこで緊張感や重苦しい空気を解きほぐして、リラックスした雰囲気で会話を始めようと工夫しています。

また外出が必要な打ち合わせの際は電車やバスでの移動時間・打ち合わせ調整時間のカフェなど
ところどころの "途中の時間" をうまく利用していました。

こうした"アイスブレイク" や "途中の時間" は「打ち合わせの本題」ではありません。
ですので、メンバーも警戒心を解き、リラックスして会話をしてくれます。

そんな時間は、これから始まる打ち合わせの"準備"に、実はぴったりな時間だなと感じていました。

ひとりのときに磨く

ひとりの時でも、打ち合わせと同じように準備します。
ですが、”PCで資料を見る" や "打ち合わせをイメージする" だけだと何か確認が弱い気がしてしまいます。

そこで、少しでも不安があると一人になれる場所へ行き
今考えていること、まとめたことを
実際に言葉にしてみたり、紙に書き出してみたりするようにしています。

すると、スッと腑に落ちていくような気分になります。

どうやら頭の中の考えをはっきりと言語化することで、
"自分が何に対して不安を持っているのか" が見える化されるようです。
そして、その言葉の内容を確認することで自分自身に納得させることにつながっていく。

色々とやり方を試行錯誤していましたが、自分には結構そのやり方がしっくりきています。

ふとした瞬間で磨く

さらに業務外やプライベート、
例えば 映画やラジオ、または書籍や新聞、webメディアからの読み物、ちょっとした雑談など
仕事とは全く関係のない場面から、伝え方の気づきを得ることがあります。

わかりやすい言い回しなどを耳にすることで

「あ、こんな伝え方をしたらわかりやすいかも?」

というようにピンとひらめくのです。そういった言葉を得た瞬間には、まずメモをとります。
そして実際に使ってみて、自分に合うか確認をする。
そんなことをしつつ、言葉に対して新しい気づきを得て、利用してみることも大いにあります。

"言葉磨き" は 日々の積み重ね

このように業務内や、ふとした何気ない瞬間からも

"伝える相手を考えた空気感を作ること" "自分の発する言葉の使い方""相手に伝わる言葉を選ぶ感度" などが、

少しずつ養われていくような気がしています。

そういった意味でも、日頃から言葉を磨くことの大事さを感じます。

そんな日々の積み重ねから、

お客様や社内のメンバーとの打ち合わせ、メールや電話のやりとり、提案資料の作成時の

「どうしたら、読み手にとってわかりやすく内容が伝わるのか?」

という "問いの答え" に近づいているとよいなと思っています。

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