LearnOな人々

2023/03/28

LearnOの育て方ー 自身の経験が新サービス開発につながる 『RFP(提案依頼書)作成支援サービス』

インタビュー第五弾は、新プラン開発 前編 です。
正確性の高い見積もりを出すために必要な情報を載せる提案依頼書。
しかし、提案依頼書にどのような情報を書けばいいかわからない方が多くいらっしゃると思います。
今回は提案依頼書の作成をサポートする新プランについて紹介します。
提案依頼書の必要性や重要なポイントなど、普段からお客様と密にかかわっているIT教育コンサルタントだからこそわかることを、あれこれ聞いてきました。

eラーニングシステム開発を依頼することは大変なんです

ーインタビュアーのMです。本日はよろしくお願いします。

IT教育コンサルタントの栗野です。普段はLearnOに関するお問い合わせ対応のほか、システム開発のご提案やキャンペーンの企画などを行っています。本日はよろしくお願いします。

ーまず、新プランである「RFP(提案依頼書)作成支援サービス」を開発したきっかけを教えてください。

このプランを考えるようになったのはお客様との会話がきっかけでした。
オリジナルのeラーニングシステムを作りたいというお客様と会話していく中で、eラーニングシステムについて理解されていなかったり重要な部分が決まっていないなど、「この状況で開発を始めるのは難しいな」と思うことが多くあり、皆様の力になりたい!と思いました。

ー確かに、コロナ禍でeラーニングの需要は伸びていると聞きますね。
 そこで一つ疑問なのですが、eラーニングシステムはどのように作られるのですか?

いい質問ですね。じっくりとお話させていただきます!
eラーニングシステムの開発を依頼する際、まず発注者はどのようなeラーニングシステムを作成したいか検討しながらシステム企画を作っていきます。次に発注者はベンダー(システム開発会社)に向け、提案依頼書(RFP)という書類を作成し、そちらをもってベンダーに依頼する、という流れが一般的です。

ー登場人物は発注者とベンダーですね。
 この後の発注者の動きを教えてください。

その後、発注者はベンダーから機能一覧やスケジュール、費用などの提案を受けます。
そして、発注者はどのベンダーにどう発注するか検討し決定後、発注&契約に進みます。

続けて、要件定義を行います。
要件定義は、ITシステム開発において「どんなものを作りたいか」を明確にする工程です。具体的には、必要な機能を書き出したり、画面の見た目や操作感をイメージするための簡単なイメージを作成したりします。

ここで、依頼時に提出した提案依頼書がしっかり作成されていないと、契約後の要件定義で追加料金や納期延長にも繋がる可能性があります。そのため発注者は提案依頼書を依頼をする前に、何が必要な情報で何が不必要なのかしっかりと見分ける必要があります。

作成が難しい、提案依頼書

ー先ほどから話に出ている、提案依頼書(RFP)とはどのようなものなのですか。

提案依頼書(RFP)とは、eラーニングシステムを開発したいときに何を作成したいのか、どのくらいの金額・期間で作成してほしいかをベンダーに依頼する際に必要な書類です。提案依頼書を一つ作成すれば、複数の会社に提出、見積もり依頼が可能です。

ー何社でも提出可能なのですね。とても便利な書類ですね!

そうです。便利な一方で、発注者はどこのベンダーにするか選ばなくてはなりません。例えば提案依頼書を提出した後、同じ内容でベンダーからの見積金額がA社は500万円、B社は100万円であったらB社を選ぶことになると思います。ちなみに見積金額などが、希望通りでなければ取りやめることもできます。このやり取りを最初に行うためにも、開発したいシステムの内容を明確に提案依頼書に記載する必要があります。

ー明確に記載することは大変そうですね。

そうですね。ご相談に際し、eラーニングに詳しくない担当者様が制作された提案依頼書を見ることが多くあるのですが、ほとんどの場合重要なポイントが抜けていたり、逆に不要な要素がふんだんに盛り込まれているということも多くあります。

提案依頼書を作成する際に気を付けるポイント

ー提案依頼書を作成する際の重要なポイントとは何ですか?

何が一番重要な機能なのか記載するということです。
実現したいこと、しなくていいことを明確にし、優先順位をつける必要があります。

例えば、「先生が教材とテストを登録し、生徒が問題を解く。その後先生は結果が見られます。」と提案依頼書に書いていたとします。
ここで先生が結果を見れることが重要なのかなと思いましたが、実際は生徒がオンライン上で見れるということが重要だったりする事例があります。

提案依頼書を作成した後、ここのポイントが抜けているとシステム開発ができず莫大な時間とお金だけがかかってしまいます。

ー反対に不要な要素とは何ですか?

教材のタイトルや内容を細かく記載いただくことが多いのですが、実はこれらはあまり重要ではありません。PDFを例にとると、eラーニングシステムを開発する際PDFが載せられるかどうかが重要であって、PDFの中身は重要ではありません。

また、テストの細かい問題数などの具体的すぎる情報も不要です。これらは、要件定義時に決定できれば十分です。ただ、テストを100問登録するのか1万問登録するのかでは費用がかわりますので、大まかな問題数の情報はご提示いただけるとありがたいです。

つまりあとで考えれば良い、細かいことは提案依頼書において不要な要素といえます。

ITコンサルタントと一緒に 「RFP作成支援サービス」

ー提案依頼書は重要なポイント、不要な要素を見極めなくてはいけないので大変そうですね。

確かに、提案依頼書にどのような情報があればeラーニングシステムを作成できるのかわからない方やどこで作ってもらえるかわからない方が多くいらっしゃると思います。

RFP(提案依頼書)作成支援サービスでは、ITコンサルタントと一緒に提案依頼書(RFP)を作成することで、簡単にeラーニングシステムの作成をベンダーに依頼できるようになります。ちなみにRFP作成支援サービスで作成した提案依頼書はLearnOを運営しているMogicに限らず、ほかのベンダーへの依頼でも利用できます。

RFP作成支援サービスで時間効率化しませんか

ーRFP作成支援サービスの魅力を教えてください。

情報を取捨選択する時間が無くなります。私たちITコンサルタントが必要な情報、不要な情報をお伝えして提案依頼書完成をサポートします。

RFP作成支援サービスは何をすればよいかわからないような、ぼんやりとした内容でもご対応いたします。

ーではRFP作成支援サービスを依頼する際に用意する情報・ものは何ですか?

ぼんやりとしたビジネスのイメージさえあれば、大丈夫であると思っています。

どのようなコンテンツを利用するかなど、お話していく中でこちらから提案することも可能です。
もし可能であれば、いつ始めたいかなどのスケジュール・予算・利用時のユーザー様の使い方・どのようなコンテンツを見せるか(動画、スライド、アンケートなど)が決まっているとスムーズにお話が進行できると思います。

とはいえ、わからないことがある方のためのプランですので、お気軽にお問い合わせください。

▼RFP作成支援サービスの詳細はプレスリリースをご覧ください。
10年以上培ったeラーニング開発のノウハウを提供。eラーニングシステム「LearnO」にRFP作成支援サービスが新登場

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